1月末は仕事も忙しく、さらに友人の突然の訃報など、肉体的にも精神的にも疲労が蓄積していたようで、風邪をこじらせえて呼吸器系の病気になってしまい、大和市立病院に急遽入院となりました。入院時に一番困ること・・それは「時間をどう使うか?」だと思います。安静にするのは当然ですが、ただ横になっているのも疲れますし、何より気が滅入ります。
多くの患者が時間の使い方に悩みを抱えているのではないでしょうか。
突然入院が決まった方のため、また私の備忘録として、入院時気づいたことやあると便利なアイテムについて記録しておきたいと思います。
まず大和市立病院は・・
●病室でスマートフォンやノートパソコンが利用可能(但し、音声はイヤホン使用)
●病室のコンセントは使用可能(※要確認:私の場合は利用可能でしたが娘が小児科に入院した際はコンセント使用不可で、携帯充電器が必須でした)
●郵便や荷物を直接病院に配送できる。
(但し、病室や患者の状況などで不許可になる場合も考えれます)突然の入院で、入院の支度などはしているはずもなく、病院に行ったままの入院ですので、まさに着のみ着のまま。幸いなことに、普段使っているリュックサックにはスマホの充電器や予備バッテリー、暇つぶし用の小説、歯ブラシなどが入っていたため、すぐに何か困ることはありませんでした。
私が入院したのは大和市立病院の6階南病棟にある4人部屋。△のちょうど角あたりに部分に部屋がありました。
病室の窓からは国道246号と東名高速が見えます。病室の入り口側の窓からは市役所が見えました。
私の使用していたベッド。病院のテレビは上側に折りたたみ、磁石で上側に固定できるようになっており、限られた空間を有効に使うことができます。導入した人エライ!私はそこにノートパソコンを置いていました。
私が入院した病室にはテレビが設置されており、1000円でテレビカードを購入し使用することで、テレビの視聴と冷蔵庫の使用ができるようになっていました。私も入院初日にすぐテレビカードを妻に購入してもらいました。
でも・・退院まで一度も購入したテレビカードを使用することはありませんでした。それはコストパフォーマンスが悪すぎるという理由です。(テレビカードは使用残数に応じて返金されます。ちなみに私は未使用だったので1000円戻ってきました)
1000円のテレビカードで確か740度数くらいだったかな?12時間くらいはテレビが見れる。
普段テレビをあまり見ない私でも、入院中ということで見る前提で少し計算。
まず、入院期間を予想します。
私は素人判断で勝手に一週間くらいかなと予想。
一日6時間テレビを使用すると一週間で3500円。残りは冷蔵庫使用でちょうど4000円分のテレビカードを使用することになります。ここで4000円という予算がでました。
ふと気付く。
私のスマートフォンにはワンセグ機能がある。病室でテレビのワンセグ放送を見るとしっかり受信。
この段階で、もうテレビカードは不要になりました。ただ病院の案内にはラジオの電波が入りづらいとあったので、場所によっては電波が悪いのかもしれません。
ちなみに、ワンセグ放送が受信できるスマートフォンは、ネットオークションで1000円くらいで売っています。
携帯会社と契約していなくても、本体と電源があれば携帯テレビとして使えます。長期の入院であれば、購入して使用したほうが断然お得です。ちなみにベッドの脇にはアンテナ線の差し込み口もあったので、スマートフォンの小さな画面はイヤだ!という方は小さなテレビの持ち込みを病院に相談してみてはいかがでしょうか。
でも、ベッドで過ごすことを前提に考えると、固定式のテレビより、自由に移動して体勢を変えても視聴できるスマートフォンのほうが私は便利だと思います。ですが、スマートフォンにも難点があります。それは固定しにくいという点です。
この状態を改善するために私はスマートフォン用のフレキシブルアームをアマゾン購入し、病院へ直接配送。
無料プライム体験でお急ぎ便を使用し、翌日の午前中には手元に届きました。
これで、どんな体勢でもスマートフォンを見やすい位置に固定することができます。本当に便利でした。
(後日、自宅で撮影、病院ではテレビ台に設置)
テレビ問題はこれで解決。
私のスマホはいわゆるMVNOの格安データSIMで運用しており、月6ギガ上限、3日で600メガ上限がついています。この状態でスマートフォンを使用してネット接続していたら、すぐにデータは上限突破してしまいます。
そこで、テレビカードの予算を使用して、モバイルWiFiルーターをレンタルすることにしました。
スマートフォンでレンタル会社のサイトから申し込みをします。
モバイルルーターがあれば、スマートフォンでもノートパソコンでもネットに接続できる環境が作れます。
モバイルWiFiルーターは病院に直接届くように手配。
私がまず利用したのが、モバイルゲートという会社のAterm3800RというWiMAXの機種でした。
7日間のレンタルで送料込み3300円。WIMAXなので通信無制限。
これが大失敗・・私の病室ではほぼ電波が入らない。WIMAXは室内に弱いと言うが、かろうじて電波が1本立つくらい。
映画を1つダウンロードするのに7時間かかる。なんとかネットに繋がっている状況。
7日後、利用延長はせずに別の機種をレンタル。次は305ztというワイモバイルの機種を同じ会社でレンタル。送料無料なので機種変更も楽。通信制限はありますが、電波の良さがワイモバイルのウリとのこと。
はい正解!病室でも電波MAX!映画も10分ほどでダウンロード!快適なネット環境ができました。
レンタル費用は7日間+3日間分で4000円ほど。7日分のテレビカード予算予想とほぼ変わりません。
モバイルWiFiルーター返却も簡単で病院内のポストに投函するだけで簡単。
ネット環境ができたことで、仕事、買い物、映画などの動画視聴、薬や病気について調べるなど、空いている時間を有効に利用することができました。入院中に娘の誕生日プレゼントをネットで購入して、一時帰宅した時に渡すこともできました。
特に、フレキシブルアームを購入した際にアマゾンプライム無料体験の申込みをしたことで、購入した商品がすぐに手元に届くだけでなく、アマゾンプライムビデオやミュージックが視聴可能となったことはラッキーでした。ネットで映画を1ヶ月無料レンタルできるようなもので、入院中の時間を活用するのに重宝しました。私は初めてゴッドファーザー三部作をみました(笑)多分、20本くらい映画を見たと思います。
映画や動画の無料体験は色々な会社が行っています。アマゾンは1ヶ月無料でした。
大和市立病院の入院生活が快適なものになり、回復の一助になればと思います。
さて、少し仕事の話。患者が仕様可能なWiFi環境整備についても調査してみたいと思います。
病院のテレビ、受信料や整備コストがどうなっているのか気になります。高齢者の患者が多いことも気になる。色々調べてみたいと思います。
posted by あかみね太一 at 10:52| 神奈川 ☁|
日記
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