2016年02月14日

emachines D525 cpu交換!

5年前に仕事用に中古で購入したemachinesのD525
購入時は2年持てば良いと言われたものですが、なんとか動いています。
とはいえ、仕事用ということもあり酷使していたこともあり、最近はフリーズも多く発熱量も増し基本的にファンは全開という状態。
使い慣れていることと、まだウィンドウズ10に不安があることを考えて、メンテナンスを兼ねてCPUの交換を行うことにしました。
まずは、交換可能なcpuをネットで検索。多くの方が交換を実施しているようで、検索するとたくさん情報が出てきました。
この情報を参考に「Intel Core2 Duo Mobile T8300 2.40GHz SLAYQ 」を選択。
現在のCPUがシングルコアのintel celeron 900なのでかなりの機能向上が見込めます。
値段は某ネットオークションで1780円でした。新品でこの値段はお得ですね。

一番の不安は、メモリの増設くらしかやったことのない自分の腕。
そりゃあもう、色々考えました。静電気対策とか。でもやってみないといつまでもできない。
自信をつけるためには、自分でやるしかありません。静電気対策は単純明快。下着のみで作業するだけ。
たまに金属部品や水道管を触ってアースした気になるくらいです。

それでは実際の作業。ネットで検索して色々な方のサイトを参考にしました。
まずは電源を抜いてバッテリーを外し、30分くらい放電させました。
本体裏面のネジをすべて外し、外せるカバーは全部外して、メモリとHDDを取り外して、ついでに無線LANのアンテナ配線も基盤から引き抜きます。(外す前に接続されてる線の色を覚えておいて下さい)
光学ドライブの固定ネジも外れてるので、引き抜けば取れます。
DCIM0260.JPG
次はキーボード部のツメをドライバーで押さえてキーボードを取り外し、電源部のカバーを外します。
液晶側から下側に押し出す感じで外すとやりやすいと思います。
DCIM0261.JPG
スピーカの配線、液晶配線、無線アンテナ線も外して、液晶を外します。
これで本体のみとなりました。あとはカバーを外しますが、液晶のヒンジ部の間に隠れているネジが2本あります。これを外すと本体裏面のカバーが外せます。
DCIM0263.JPG
ホコリだらけのマザーボード。
誰が考えたんでしょうね、マザーボードって言葉。いい響きですね。
マザーボードは裏面の無線アンテナ線が接続されている基盤のネジを外すと取れます。
DCIM0264.JPG
マザーボードをやわらかいブラシで清掃し、カバー類は掃除機で清掃。
ヒートシンクを外して乾いているグリスをアルコールで拭きとります。
DCIM0265.JPG
このintel celeron 900をIntel Core2 Duo Mobile T8300に交換します。
上の黒いネジを回すとCPUが外れるので、新しいCPUを付けてネジを戻すだけ。簡単すぎて怖いくらい。
交換後、グリスを塗布しヒートシンクを取り付けて、あとは逆の手順で戻すだけです。

元に戻して起動した結果は・・ビビりました。
起動した瞬間、けたたましいビープ音!もう異常ありますよ感満載!止まらない音!あわてふためく私!
ウィンドウズのマークのまま音だけ出てて動かない。
仕方なく強制終了し再起動。スタートアップの修復をするも2時間後に修復に失敗と表示。
八方ふさがりということで、再起動したところ・・

なぜか普通に起動。
そして新しいハードを認識しているようで再起動を促されました。
改めて再起動してCPUの確認をしたところしっかり認識しています。
あれは何だったんでしょう・・・ともかくCPU交換は成功のようです。
ウィンドウズエクスペリエンスインデックスのプロセッササブスコアが4.4から6.0に向上しています。
パソコンの反応も良く、ファンも全開運転ではなくなりました。温度も下がっています。

はじめてのノートパソコン全バラシで緊張しましたが、良い経験ができました。
何でもまずはやってみることですね。





posted by あかみね太一 at 15:46| 神奈川 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする